出汁うまミニトマトのスープと、梨とほたての絶品ナムル【料理教室レポート】
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出汁うまミニトマトのスープと、梨とほたての絶品ナムル【料理教室レポート】

太平洋日向灘と尾鈴山に見守られた人口1万人の町、都農町は「農の都」と言われるように、たくさんのおいしい野菜や果物にあふれています。そんな都農町をもっと多くの人に知ってもらいたく、毎月オンラインで料理教室を開催しています。東京で活躍中の料理科今井真実さんとコラボレーションし、食を通じて魅力を発信しています。

今回は、夏のミニトマトと、みずみずしい梨を使ったアレンジレシピです。オンラインでの参加者の元にも、都農産のお野菜と果物をお届けしました。

特別ゲストとしてミニトマト農家の山下さん、そして都農ワイン醸造家の赤尾さんが参加してくださり、食材やワインのペアリングについても学べる、嬉しい情報が詰まった料理教室でした。

ミニトマトをお出汁に見立てて。ミニトマトと鶏肉のうま味スープ

生で食べるイメージが強いミニトマトですが、実は、とっても良いお出汁が出る食材なんです。今回はミニトマトをお出汁に見立てて、うま味たっぷり
の醤油ベースのスープにアレンジしていきます。

都農町から届いた艶やかなミニトマトは、もちろんそのまま食べても絶品です。ミニトマト農家の山下さんいわく「今回お届けしたのは、紅すずめという品種。夏から秋にかけての食材で、皮がしっかりと固く、味が濃いのが特徴」だそう。思わず、今井さんも参加者のみなさんも、トマトをカットしながら一口ぱくり。新鮮なお野菜をお届けして、農家さんの前で味わっていただくことができるなんて、とても嬉しい瞬間です。

農薬をほとんど使わず育てたこだわりのミニトマトを作る、しろハピ農園の山下さん。お野菜をメルカリでも販売中だそうなので、ぜひ季節のお野菜をお取り寄せしてみてはいかがでしょう。

材料のトマトとネギを炒めてる際、コゲも旨味になるので、怖がらずに炒めてOK。ネギのコゲが醤油スープにマッチします。その他、スープを作る際のちょっとしたポイントは、お酒と水を入れる順番。お酒を先に入れることで、甘み、風味が出て、お肉の臭みをとってくれるのだそう。今井さんからは、普段のお料理にも使える豆知識もたくさんレクチャーいただきました。

スープが出来上がったら、ミニトマトをつぶしてエキスを更に出してあげます。ミニトマトと鶏肉から出汁がたっぷりのスープは、トマトスープではなく、醤油スープのような味わいに仕上がり、ラーメン・そうめん・うどんなどにもぴったりです。スープかけごはんもおすすめだそう。シンプルながら飽きのこない”ドンピシャなおいしさ”のスープは、今井さんの自信作です。

もっとラーメンスープ風に仕上げたい人は、煮干し、昆布、鰹節などのお出汁を加えると、さらにお店のラーメンのようなメニューに仕上がるそうです。

お出汁とワインのペアリング。旨味が特徴の赤ワインと合わせて。

都農ワイン醸造家の赤尾さんが、ミニトマトと鶏肉のうま味スープに合わせてセレクトしてくれたワインは、『牧内マスカット・ベーリーAエステート』。

「スープに合わせるのは難しいなと思いつつ、醤油とトマトの出汁に焦点を合わせて選んでみました。日本ワインは、醤油や味噌に相性が良く、日本の文化に合うのが大きな特徴です。今回合わせてみたのは、マスカットベリーAというぶどうを使った赤ワイン。渋みが少なく、酸味おだやか。そし旨味を感じるような、優しくエレガントな赤ワインです。トマトや鶏肉と相性がばっちりなはずです!」

冷製スープやお野菜のスープなどは、白ワインのスパークリング。煮込みスープなどは、軽めのロゼや赤が合うとのこと。日本食ならではの、お蕎麦やうどんなども、お出汁に合わせてワインとペアリングするのがポイントだそうです。スープとワインや日本食とワインという、あまり馴染みがない組み合わせも、食卓に取り入れやすい、様々な楽しみ方があることを赤尾さんが教えて

”普段の食卓にあがるワイン”というのが、日本ワインの存在意義だと私は思います。こうして、みなさんと都農の食材を使ったお料理と、都農のワインを合わせるのは、唯一無二のペアリングになっていくんだと感じています。」

その土地の食材には、その土地のお酒がよく似合うのだなと、赤尾さんのお話しから感じました。同じ土地で生まれたワインと食を一緒に楽しんでもらう魅力を、今後も料理教室などを通じてお伝えしていきたいです。

意外な組み合わせが、絶品おつまみに。梨とほたてのナムル。

「これ、ほんまにおいしいんですよ!ちょっと”えーっ”て感じでしょ?」

今井さんの口からも、そんな言葉が溢れるほど、びっくりの組み合わせで生まれた、梨とほたてのナムル。

シンプルに、梨とほたてを和えるメニューなのですが、味付けにひと工夫あり。ナンプラー、ごま油、レモン汁を加えて、爽やかな味わいに仕上げていきます。出来上がりは、ちょっぴりエスニック風な味わいです。柚子胡椒をプラスして、ピリッと引き締めても抜群のおいしさです◎

都農町から届いた梨について、今井さんが「とってもミルキー」と表現してくれました。梨でミルキー?と思われるかもしれませんが、食べてみると納得。コクがあって、みずみずさの中にミルクのような濃厚さを感じます。梨を切りながら、味見しませんか?と呼びかけると、参加者の方からもおいしいー!という声が上がっていました。都農町の河野さんの梨は、普段は直売所でしか手に入らない幻の梨。口コミで評判が広がり、地元の人に大人気だそうです。今井さんのお家でも、子供たちがすごい勢いで食べてしまうほど、お気に入りの梨になったそうです。

参加者の方からも「初めての組み合わせで、すっごく美味しいです!」と言っていただき、新しい組み合わせの扉が開くようなメニューでした!

キレのある味わいでまとめて。おつまみに合うドライなロゼワイン。

「ペアリングしたのは、甘みがなくドライな味わいのロゼワインキャンベル・アーリードライです。レモンや柚子胡椒など、キレのある風味と合うように、食事自体をキレのある味わいでまとめてくれるワインを選びました。梨やほたて、ナンプラーのうまみを口の中でシャキッとまとめてくれるはずです。柚子胡椒の代わりにもなるような、おつまみにぴったりのワインだと思います。」

赤尾さんがセレクトしてくれたのは、ドライでキレのある味わいのロゼワイン。食用ぶどうのキャンベルアーリーを使ったワインは、都農ワインの看板商品でもあります。

ご紹介いただいた、ワインは都農ワインのオンラインショップでも購入可能です。ぜひおうちで色々なお料理とワインを楽しんでいただければと思います。

都農ワインオンラインショップ:https://tsunowine.shop/

毎日の気分に合わせて取り入れたい、盛り付けのコツ

おいしいお料理を作ったら、盛り付けも美味しそうにしたい・・!。そんな想いはある一方、盛り付けって意外に難しいですよね。今回は、今井さんか食材を引き立たせる盛り付けのコツもレクチャーいただきました。

「食卓の色と合わせてコーディネートしていきます。フッションと一緒で、ワントーンコーデにするか、柄と合わせるか、黒か白か、など、イメージを考えるんですね。」

今回の梨とほたてのナムルの場合、白っぽいお皿にのせるとみずみずしさ引き立ちます。反対に、濃い色に盛り付けると、締まった印象になり、とたんにおつまみっぽく、渋い雰囲気になります。

スープ系の盛り付けは、先に出汁をいれ、最後に具材をのせてあげるのがポイント。ミニトマトは、断面をみせてあげるのと、ひっくりかえすのと、バリエーションを変えて、いろんなトマトをいれてあげるのが、くどくなく、美しくに見えるコツだそうです。

器の色は、黒の方が秋〜冬っぽくて温かみある印象になり、白っぽい器だと一気に夏らしさが出ます。

季節なども意識して、盛り付けをできると、さらに食卓が楽しくなりそうです!

次回オンライン料理教室は、9/18(土)

次回は、秋の気配感じる季節になってきた今の時期にピッタリの、秋の味覚・そして秋の風物詩「お月見」の夜に楽しんでほしいレシピをご紹介します。

今回の料理教室は、今の暮らしにあった”新しいお月見”のあり方を紹介する『新しいお月見』プロジェクトとコラボレーション。

さつまいもが、まんまるのお月さまのように可愛らしいアレンジレシピや、都農町自慢の秋の味覚、ジャンボ落花生のレシピをお伝えします!

<9/18 「農の都の、美味しい食卓」都農町オンライン料理教室>
さつまいもの『月見グラタン』と、ジャンボ落花生のレシピ
・日時
9/18(土) 10時〜
・メニュー
シルクスイート(さつまいも)と秋鮭の月見グラタン
茹で落花生の中華風 煮豆
・お申し込み
こちらから:https://bunmei8.peatix.com/

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note新エディタ

農の都と書いて、都農(つの)町と読みます。宮崎県の中央に位置する、人口1万人のまちです。「都農町の食材を使った料理教室」「都農ワイン」「ふるさと納税」「道の駅」などを大きなテーマに、都農町の魅力をお伝えしていきます。